今週のつっこみ

23

デスノ107『幕』

リュークの口調ってきっとずっと無感動なものだったと思います。かなり前ですがリュークは本当に月くんに対してそれほど生活の重きを置いていないと思い、リュークは気まぐれで優しくも可愛くも残酷にもなると覚悟してはいたというか、第一、最初に最期はノートに名前を書くと断言していたし、なので最初自分はリュ月でした。月くんが死ぬような展開があったらその時はリュークが最期にしてくれるんだと思ったからです。話の性質上月くんが主人公とはいえ無事なままラストは無いだろうと思ったので、必然的に、あまり好ましくは無いけど被疑者死亡で事件は迷宮入りみたいなラストなのかなと想像していました。そいで、そんなラストはデスノでは来ないだろうとも思ってました。リュークの存在を月くんは拠り所になんてしていませんでしたが、リュークの存在を月くんは自分が思っている以上に依存対象にしていたと思います。少年だった月くんの揺るぎない精神を持続させたのは死神という絶対の力だったと思います。そんな描写皆無だったので妄想の域を出ませんが、これだけの責任を一人の人間である月くんが抱え込めるものではないですよね。後ろに死神がいたから、月くんは今迄立って来れたと思います。そして、リュークはそんな月くんの事を分かっていて側に居て、何も言わず笑いながら見下ろしていたと思います。勿論優しい感情でも愛情でも思いやりでも馬鹿にしていたのでもなんでもなく、ただ、月くんという一人の知力を持った無謀で愚かしい人間の所行を遥か上の方から傍観していただけなんですよね。「もう お前は終わりだ ここで死ね」と言ったリュークの口調は投げやりでいても尖ったものではなく、柔らかであったと思います。リュークは死神なので、もっともらしい言い方をしているけれど人間の感じている死への恐怖というものを本当の意味で理解はしていないと思うので、月くんがあれほど縋って死にたく無いと言っているのに死ぬくらいたいした事じゃないだろうと言っているように受け取りました。死は平等だというのがこの漫画のテーマだったのかなと思います。竜崎さんが月くんの腕の中で死んだ時、自分はものすごい萌え漫画にハマったと思いました。殺し愛関係が好きな自分ですが念願叶ってライバルを殺すジャンルとうのがそもそも初めてでした。なんだかんだで実際殺す事が出来たジャンルには居た事がなかったので、殺したくて殺したくて本当に殺せたという状況がこんなにも萌えるものだとは知りませんでした。しかし、同人ハマりしている以上カプの片割が居ない状況というのはかなり切なく、また、L月において受けキャラにその『せつない』思いをさせる事が困難である以上、同人でさえその萌えを発散できる場所がない状況というのがとても大変でした。トラウマンガとして覚悟してはいましたが、本当に月くんは一人になるように、最期には孤立するようにばく進してきたんだと思いました。そして、月くんはそれでも後悔している描写じゃないので、やっぱり揺るぎない主人公なんだと安心しましたが、同時にもっと泣き叫んで悔やんで全てを肩から下ろして諦めて欲しかった、というのが正直な所です。そうしたら自分は楽になれるのになあと思いました。月くんを泣かせたいけれど、月くんを泣かせて楽になれるのはワシだけなんだと竜崎さんが死んだ時から何度も言ってきましたが、結局最期まで初志貫徹してくれた月くんはあらためて揺るぎない主人公だったんだなと思いました。こんな事言ってますが竜崎さんはまだ出てくる可能性あるんじゃないかと思ってる…。埃積もるコンクリの上で出血し続けた月くんの体は氷のように冷たく、固く、それでもなお絶望しなかった意思の強さを、できればもっと見ていたかった。

20060507

 

21

22

デスノ106『殺意』

前回松田さんの行動について言ったけど、忘れていました。そうだった…間がないもなにも、月くんがキラだったということは総一郎の死は月くんの意図的な所になるんだもんね(しかも最初は松田さんを人身御供にしようとしたしね…)ついでに今テルテルを使ってまさに自分達を殺そうとしていた事になるわけで、それを実感として受け止めた松田さんは、まあなんというか、やっぱり自分の世界というものを作る体質があるっぽいようで、というか松田さんは警察としての精神的な部分が足りな過ぎるよね。この一連の事件で月くんに色んな意味で裏切られたというショックは分かるけど、いくらなんでも日本のイチ警察官が犯人を銃殺しようとするってのはあまりにあんまりじゃないか。しかも正当防衛も適応できないよコレ…私情ですよ…というかいきなり本当に撃つっていうのが凄い。一発目で終われたはずなのにさらに発砲、しかも無抵抗の所にとどめを刺そうとしたってのが怖い。松田さんも子供なんだなあという事なのかな。つまり今週のタイトルは松田さんの事だったんですね。この時月くんを止めるためじゃなく本当にこの場で自分で殺したかったんだね。ついでにテルテルはどんなけ子供なんだ。月くんは父親の事を松田さんに言い訳してるわけじゃないんだよね。月くんの人間性の基盤は総一郎だしね、けっこう前に言ったような気がするけど、月くんがキラなりえたのは総一郎の責任な部分が8割だと思ってるですよ。責任というか…影響か?父親を死に追いやった事を正当化するつもりもないと思うですよ。実際月くんはそのことを後悔しないように努めて来たと思う。月くんは結果殺してしまった父親を尊敬して愛していたと思うよ。そして普通の父子関係のように、それを追い越したい願望も普通にあったんだと思うよ。殺しいたかったんじゃなくて、父もなし得なかった社会を築くって方向で。何度も言って来たけど月くんは自分で負けを認めてはいけないわけですよね。今更振り返る事なんて許されないと分かっているから黙々と突き進んで来たんですよね。やって来た事を悪だなんて言われて頷く訳にはいかんのですよね。ニアは月くんを死ぬまで閉じ込めると言っていたけど月くんはどんな状況になっても自分の行動を社会的に悪だなんて認め悔いる事は出来ないので、それこそが月くんの一番恐れていた事だったと分かっていてあえてそう提示するニアはサドですね本当に。とりあえずお腹撃たれてるので早く治療してあげて下さい。竜崎さんは早く月くんを助けてあげて下さい色んな意味で。このまま来週無いなんてすごい放置プレイだ相変わらず。

今週はまともな事考えられなんだ…。いつもまともに考えまとまってないけど…。

20060423

 

20

デスノ105『無理』

どう見てもジェバンニはニアっさんに銃口向けてるって。マジでマジで。ああああ月くんのご高説めちゃ間近で拝聴してええええええマジで…無駄な動きハアハア…たまんねえ…!あーこの…なんつーの…ほんと月くんはお子様だなほんとソコがアレなんだよ〜なんだうまく言えないけど…月くん自身あんま上手い事言ってないんだよねホント…初心忘れないってすごいね!でもなんか色んなものが麻痺してきてて、ニアっさんじゃないけどもう月くんの語る正義というものの理想する先ってのがあんま…こう…素直な先じゃなくなってきてるかなというか…やっぱ少年だった頃の夢想するだけ無駄な世界を一途に本気で目指してた頃の価値観とは月くんの中でさえ若干ずれているような感じ。子供が想像するだけであって絶対叶わない事だからこそ見ていられたのに大人が力を駆使して成そうとしてしまうのがいたたまれないそんな感じ。内面が子供であるのに手腕は大人っていうギャップが月くんの歪んだ魅力…月くんのわっるい顔いいなあもうほんと…そいで優しくなれる…の所の月くん…やっぱいちおう目指す先ってのはそういうさあ…なんだろ…基本的に月くんはマメで生真面目で優しいコだったんだよね。それがなんか自己犠牲をこそ世界のためみたいになってきて、自分しかいないってのは月くんの結局のエゴじゃねえの?とか思うけどそうじゃねんだよね。月くんは自分こそが自分の事を一番我慢出来るっていう事なんだよね。これだけの世界の悪を背負い自分の欲求を我慢出来るのは自分だけだっていう事なんじゃねんかと思った。まあ、マゾなんだけど。それが実際月くんの快感なのかと言うと本当はけっこう我慢してるんだと思うわけですよ。だから自分しかいないって自分で言っちゃうんだと思う。苦しく無かったらそんな事言葉として出てこないはずだから。本当はお父さんを死なせてしまった事だって、新世界のためだからなんともないように自分を騙せてるけど、ここでニアっさんにあんたは悪だって言われてそれを認めちゃったら、お父さんを殺した事とか今迄の事全部後悔する事になるからそれは絶対認められないわけで、月くんは必死に、少なくとも自分の正義は確固たる世界の常識になりつつあると自分に認識させているわけで、ニアっさん他そこのメンバーに受け入れられない事を受け入れられないんで、しかしまっちゅんはあそこで月くんを睨み上げるようなキャラだっただろうか。ここでまっちゅんがキラである月くんを悪として見ている事実が意外だった。月くんがキラなんてありえないとずっと思って来て、自分だってキラのような事を考えるとか言って月くんをかばったような、それまで月くんの無実を信じていたとかじゃなくて、現状に自分を置くために自分の信じた世界を意識して造り上げた中で存在してきた一般人代表のまっちゅんが、抗弁たれる月くんを悪として認識するには間が無さ過ぎやしないかと思った。月くんは今対峙してるのがニアっさんじゃなくて竜崎さんだったら、どんな事言ってたかなあ。なんかもうちょっと違う事言ってたと思うよね。竜崎さんの事にについては、殺したくて殺したくて殺したくてやっと念願叶って殺した存在で、月くんにとって他の誰かからLの名を出されたく無い所もあるんじゃないかと妄想するよ。なんだかんだで特別な存在だったのには間違いないから。ワシとしては竜崎さんを殺しちゃったら話終わっちゃう的危機感があったわけで、それでも話は進む訳で月くんもキラでありつづけ現状になっているわけで、だから月くんは竜崎さんの事を色んな意味で乗り越えなければ行けなかったわけで。でも、ぶっちゃけ乗り越えていないと思う所もあるよ。ただデスノは人間感情の機微がまるっと無いのでこのへん妄想の域を超えないよ。超えるもなにもつぐみんはなんとも思わせてないつもりかもしんないしね…つーかほんとこの場面乗り切るならはやく乗り切ってえええ毎週もきもきしっぱなしだわ。

20060416

 

19

デスノ104『答』

やっべージェバンニ有能すぎた…マジんこでレスタ出番無かった…ていうか…あれ…今週レスタ居なくね?あ、いた…。しかしなんだかジェバンニ銃口をニアっさんに向けている様に見えて仕方が無い。ちゃんとキラに向けてろって。ふおー月くんどうなんのコレ…マジで山元が戦車で突っ込んでくるしかない…月くんは独裁者だったのですがミサとか火口とかテルテルとか高田とか…なんというか、共犯者を作るってのがどっちかつーとリスク大きいから計画の駒的役割以外を他人に明け渡したく無いわけで、だから本当だったら狂信的なだけで他は自分の考えが無いキャラのが今迄も動かしやすかったんで、だから配慮しすぎたテルテルが今回の敗因というわけで…自分の自白は絶対無いって言ってたのに月くんあっさり僕がキラだとか言っちゃってもうほんと…このセリフ絶対言っちゃダメと思ってたのにいいいん!なっさけないけどこのシーンを竜崎さんに向かって言ったんだと夢想したら涎出るほど萌えたのでさらに情け無いです。というか自分がキラだと認めちゃダメなのはピュアッこ月くんですかね。ピュアっこ月くんはどんなに自分が疑わしくても、それ以外に選択肢が無かったとしても自分をキラだとは認めちゃイカンかったですが、キラな月くんが自分をキラだと言うのは…今迄の月くんの、死に逝くものに対して勝利宣言しないと気が済まないタイプの月くんは言うか。はい。ニアっさんやその他皆さんにやっと自らを知らしめることができて、振り返る月くんはえも言われぬ達成感に包まれているんじゃなかろうか。やっべーどうすんの…どうなんのコレ…マジで…ミサっこの時限爆弾作戦とか、まだ伏線があんのかな〜月くんの。またシドウ来ねえかな…。死神界に帰る途中ノートに書き込む人間を物色していたシドウはまたうっかり人間界にノートを落としてしまって、拾った人間にうっかりキラの力の正体はこのノートなんだとか漏らしちゃうんだよ。そいで顔を知ってる人間の場所はすぐ分かるらしいので、またノートに名前書いてなくって寿命やべえシドウは拾った人間にまたいいように利用されて今みんなが集結してる倉庫に来ちゃうんだよ。で、中の様子窺ってみたら、なんとまあキラ本人が自白してる最中じゃないですか。しかも何?ピンチ?どっちかっつーと火口タイプの人間が拾った事にすると、キラのこの力(ノートだけでなくキラとしての名声も)を自分のために利用したいその人間はキラを助けるためにシドウにニアっさん他一同の名前書かせるんじゃないの。好きな人間を助けるためじゃなければ死神死なないし、火口タイプの人間があっさり寿命の半分を渡して目の取引するとも考えられない…。そして新キャラとして出て来たその人物は、作中ではじめて月(キラ)のパートナーとして活躍するんよ。駒じゃなくて…。でもつぐみんだからね…パートナーと言ってもその新キャラは自分では裁きしなそう。ただノートを所有しているし事情も知っているし、利用価値はありそうだけどヘタに野放しにも出来ない微妙な存在だなあ…。月くんが手綱を引くのが大変な、そんなキャラかもね(勝手妄想)。ミサっこよりもっと、なんかこう、欲求が人間的な、そんな…そんな…中学生とかどうだろう。あわかった!シドウのノート拾うのが山元なんだよ!!世界狭えええええ

ところでモテ王はデスノでした。

20060409

 

18

デスノ103『宣言』

まあなんていうか今回の一番がんばったで賞はジェバンニだよね。一番死にそうな目に遭わされて一番過酷な事してきた…あっれレスタあんた何してたの…テルテル支え過ぎ。うなだれるくらい好きにうなだれさせろよ。いっそその胸貸してやれよ…ニアっさんが怒って後ですごいオシオキが待ってるけど(レスタに)。この場面で一番現状把握できてないのは伊出さんだと思うよ。なんか…今回の事何パターンも考えてたけど、こうやって月くんが無様なまでに動揺するってのはちょっと想定の範囲外というか意識的に考えない様にしていたというか…今迄のガマンできない子供な月くんを鑑みればまあ、想定の範囲内の事だったのかもしれないけど(負けパターンだった場合)…揺るぎない人というキャライメージの月くんにしては、意外な反応だったんじゃないのかな…でも月くんの「揺るぎない」ってのは、価値観とか、世界観とかそういう部分の思想の事だから、やっぱ、取り乱すのは自然の流れだったのかなー。あっれ…この場面月くんはどうやって乗り切るっていうの?あれ?乗り切らないの?春コミで某さんが「上から竜崎がガシャーンて助けに入って来て二部完」って言ってたので、多分そういう展開なんだと思う。もう竜崎さん帰って来てもいいと思うんだよね。でもワシとしては、やっぱ、珍入者はひとりよがり今井がいいんだよね…「おのれキラめ!!清美の敵!!」て。実は全てを見ていたのは一人よがり(ストーキング)今井だった!以下三部を待て!!みたいな。もしくは山元ね。山元の場合は幼馴染み(勝手設定)だから月くんの味方なのね。シャッターがガッシャーぶっ壊れて戦車入ってくんの。陸上自衛隊に入隊していた山元は実は衛星を使ってずっと月くんの動向とか通信とか傍受してて、全てを知っていたんだよ!アメリカ大統領よりシステムすげえの見てるとか、そんなのはほら、幼馴染みのためだから。戦車の登場に一同動けずにいると戦車の上部パッカーン開いて山元が「ライト!こっちだ!」つって月くんをかっさらって行くんだよ。テルテルが「神…!」とか言うのを振り返って「この役立たず!お前はそこで死ね!」とかほんと最悪に悪人な暴言を御吐きになるといい。テルテルの自害をあっさり食い止めるレスタ。我に返った相沢さんが発砲するんだけど装甲板に38口径が通用するはずも無く…。キャタピラに轢かれそうになってるまっちゅんを助けるモッチー。同じく動こうとしないニアっさんを抱きかかえて逃げるハルとジェバンニ(ニアっさんを助けなかった事でまたオシオキされる事になるレスタ)煙幕とともに突入してきた武装部隊にあっさりノートを全部回収され、煙の晴れた頃には月くんは軍の司令室に招待されているのでした(ちゃっかりリュークも居る)。ここはあえてスーツにマントを羽織っていただき、でっけえ立派な椅子にどっしり腰掛けて全世界のテレビジャックして欲しいですね。「世界の皆さんはじめまして。キラです」とかって帝王の微笑みで新世界について熱く演説していただきたい。山元はね、側に控えてるのね。いつの間に撮ったのか、ニアっさん他一同の写真を公開して指名手配して、そしてこれから本当にキラ帝国が建国されてゆくのです…。隠れる必要の無くなった月くんの目的は、もはや悪人の一掃だけでは留まらなくなってゆく…歯車の狂い始めた秩序の均衡に、はたして歯止めの救世主は現れるのか!?その時、衛星の捉えた宇宙映像に地球に接近する飛行船のようなものを発見。その時山元は…次号、『再会』!!あくまで竜崎さんが登場しそうな、そんな雰囲気を醸し出しつつ妄想は広がって行く…あらやだこの妄想楽しい…てかねーほんとねー。前回書いた事何度も言ってるけど…月くんを後悔させて泣かせるのは竜崎さんであってほしかっ…た…が…ま…の…穂…。まあ、まだ後悔して泣いてもいないんですけど。あーマジでこの月くん切り抜けられんの?もうホント切り抜けられる方法と言ったら上記の妄想くらいしか思いつかねえ。マジで頼む山元。

20060402

ジャンプ06,07〜17号感想

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